偏頭痛対策にグリーン・ライトパワーを知っている?6割も効果を実感した
みなさん、頭が痛くなったらどうしていますか?痛み止め薬の【イブ】を出している会社の調査によると、頭痛が起きたら市販の痛み止めを飲んでいる人が一番多いようです。2番目に多いのはビックリの結果かもしれませんが、頭が痛くなっても何もしないということです。
出典:EVE公式サイト
恐らく【何もしなかった】と答えた人の中には薬を飲むと体はそれに慣れてしまいので薬を避けるようにしていると思います。でも、ずっと我慢するのはキツイですね。仕事や用事があり、休めない時に、急に頭痛が来たら、支障を来たしますよね。そこで出来るだけそれを避けるために、何か方法がないかなと気になりました。
頭痛をなくすには?
頭痛の原因は様々で、多くの人は頭痛で悩んでいます。例えば女性の場合、生理中にホルモンバランスの変化によるの頭痛がありますね。また睡眠不足とストレスから頭痛が来ることも多いです。しかし、それが分かっていても仕事等が忙しくて、中々睡眠時間を確保出来なかったり、業務量を減らせず1日過ごしていますよね。頭痛が来たら、『毎回痛み止めを飲んで良いのかな?』、『他に方法がないのかな?』と気になり、頭痛クリニックに行って、先生に直接に聞きました。その答えを簡単にまとめると頭痛の頻度を減らしや痛みを和らげる薬があります。その薬を長期間飲む必要があります。どれ位飲めば良いかは個人差があるので、一概に言えないのですが、最低3ヶ月位は服用する必要があります。副作用としてはちょっと眠気が起こるので、寝る前に飲めば良いとのことでした。また、首から頭痛が来ている場合もあるので、首のストレッチをするのは望ましいです。
病院で首のストレッチの案内をしてもらえるし、また病院によりますが無料でストレッチのレッスンを受けられるので、やってみたら良いんじゃないと思いました。しかし毎日薬を飲むのはできれば避けたいですよね。他の方法がないかどうか調べたところ、実はあるんです。それはグリーンライトセラピーです。
グリーンライトセラピーとは?
グリーンライトで頭痛を軽減する方法です。
緑色はリラックス効果がある事を聞いたことがあると思いますが、最近の研究で頭痛の軽減効果もあるようです。
2016年にハーバード大学のRami Burstein博士の下で、偏頭痛で悩んでいる人に対して複数色の光はどのような影響を与えるか実験をしました。実験の詳細としては黒い部屋で参加者に白、青、緑、黄色と赤色のライトを当てていました。研究科はぞれぞれの光に対して、参加者の脳の反応を計って、次の結果が得られました。緑以外全ての光は痛みの刺激を更に促しましたが、緑色のライトでは痛みを軽減したというんです。
2017年にラットに対して同じような実験を行い、緑色の光を照射することで、痛みを和らげる効果がある事を発表しました。
そして、緑色の光の効果の検証で、アリゾナ大学ヘルスサイエンスセンターのドクターたち(Mohab Ibrahim 、Amol Patwardhan, )は新しい研究を行いました。偏頭痛で悩んでいて様々な治療を受けたが、望ましい結果が出なかった29人に対して緑色のライトを照射すると、次の結果が出ました。
2020年研究の結果
- 60%の人に片頭痛が起きる頻度が少なくなった
- 痛みのレベルは8から3.2に下がった
- 臨床実験の最後に、29人の内に28人が引き続き緑色の照射を受けたかった
- 緑色の照射により副作用がなかった
Patwardhan先生はこのように話しています。『頭痛に対してグリーンセラピーはまだチャレンジの段階です。』しかし60%の人に効果があったなら、グリーンセラピーを試す価値があると思います。
グリーンセラピーにおすすめのライト
グリーンセラピーの受け方はとても簡単です。自宅にグリーンライトを設置して、1日1時間程緑色の光を浴びたらOKです。ネットで色々なLED電球が販売されていますが、私はこの間子供に買ってあげたうさちゃんのライトを使ってみようかなと思いました。
素材が柔らくて、ワンタッチでライトが付きます。ライトをタッチすることで、お好みの色に固定できます。サイズはちょうどよく、ベッドの棚にも置けますが、寝る前じゃなくてもパソコンで作業をするとき、映画を見るときでも隣に置けば邪魔にならないので、オススメです。
まとめ
グリーンセラピーは具体的にどのように頭痛を軽減するか、まだ専門家でも分からないところですが、複数の研究によると積極的な結果が出ているので、頭痛で悩んでいるなら副作用もこれといってないので【新しい頭痛の治療】として試してみてはいかがでしょうか。
出典:Shining a Green Light on a New Preventive Therapy for Migraine