漫画は心の栄養素。ジャンル別オススメ漫画19選。

2019年6月9日

今回は漫画をご紹介します。ママ向けより今回はパパ向けなのかもしれません笑。漫画は心の栄養だと豪語し、週刊少年ジャンプをいまだに毎回見ている旦那の漫画セレクションです。全部紹介すると量が多くなってしまうので2回に分けたいと思います。

SF系

ダーウィンズゲーム / FLIPFLOPs(連載中)

作品紹介

見知らぬアプリ「ダーウィンズ・ゲーム」を起動させてしまった高校生・カナメの前に、対戦相手のパンダ男現実に現れ…!? 生死を懸けたソーシャルゲームが始まった!!

出典:『ダーウィンズゲーム』

異能(シギル)と呼ばれる特殊な能力が与えられ、ゲームに参加した他のプレイヤーと命懸けで戦うことを強制される異能者たちのバトルゲーム。バトルに勝利すれば多額の報奨金を得る代わり、負ければ死ぬ事も。。。。HUNTER×HUNTERの念能力に似た自由度と発想があり、ハンター好き必見です。

今際の国のアリス / 麻生羽呂(完結 / 18巻)

作品紹介

落ちこぼれの高校生・有栖良平(アリス)は友人のカルベやチョータと共に自堕落な日々を過ごしていた。どこか知らない場所へ行って好きに生きてみたい。そんな願望を抱くアリスたちは夜明け前の空に咲いた巨大な花火を見る。
気がつくとアリスたちは荒廃した街の中にいた。これは夢か、あるいは自分の望みが叶ったのか。自分の身に起きたことへの不安を押しのけ、アリスは奇妙な世界で自由を満喫する。

しかしアリスはまだ知らない。この「今際の国」で生きる術を。そこで繰り広げられる残酷な日常を。

トランプのマークによりジャンルが変わり、数字により難易度が変化する『げぇむ』。単純に体力や知力、精神力などのさまざまな能力が求められる多彩なデスゲームかと思いきや、死と向き合った極限状態の人間の心理によって『生きる意味』は何なのか。『生き方』というのは何なのかと読者に訴えかける内容です。

亜人 / 桜井画門(連載中)

作品紹介

17年前、アフリカの戦場で決して死なない新生物「亜人」の存在が確認された。この事実に世界はパニック状態になったが、不死であること以外はなんら人間と変わりないことが判明し、以後人間の気に止められることはなくなった。
暑い夏の日、友人達と下校中だった少年永井圭は交通事故に遭い、轢死する。しかし彼はすぐに生き返った。永井圭は亜人であった。否応なしに政府に追われる身となった圭は、親の影響で疎遠になっていた幼馴染の海斗を頼り、逃亡。一方、戸崎を筆頭とする政府機関のグループと、「帽子」と呼ばれる謎の男、佐藤が亜人の田中と共に圭に接近しようと目論みる。やがて圭は海斗と別れ佐藤と接触する。

出典:『亜人』

主人公の圭はある日事故に巻き込まれて亜人だという事が判明します。政府は亜人を研究しようと動物実験のようなものを繰り返していました。主人公はその研究所で残忍な実験を受け、何とかその研究所を抜け出しましたが、その先に待っていたのは普通の生活とはかけ離れたものでした。そこから政府に仇なす組織のリーダー亜人『佐藤』と政府のリーダー『戸崎』と佐藤を倒す事を決意します。一度は酷い実験を受けた人間側に付き亜人と戦う事を。。。。

黒い幽霊、通称IBMを使ったバトルや不死である事を利用した頭脳戦は亜人の独特の世界観です。

東京喰種 / 石田スイ(完結 / 14巻)

作品紹介

“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める!

主人公カネキは平凡な大学生だったが、ある夜『喰種』の捕食現場を目撃してしまう。喰種から逃げる途中鉄骨落下事故に巻き込まれるも、一命を取り止めます。しかしそこから事態は一変。なんと移植された臓器は喰種の臓器だったのだ!!!そこから『半喰種』とし、人間でもなく喰種でもない壮絶な人生が始まります。

喰種の隠れ家喫茶店『あんていく』に身を寄せたカネキは、本人の意志とは裏腹に、人間と喰種の戦いや、喰種同士の抗争に巻き込まれていきます。その中で、喰種となってしまった自身に思い悩み、より深く喰種の世界に関わっていくことになります。

元は人間だからこそ、人を食べることに、苦悩し嫌悪する感情を持ちますが、喰種の存在自体を否定できないカネキの心理も、共感できるはずです。

そしてバトルにも見どころは多く、特に喰種特有の器官である『赫子(かぐね)』を使用したバトルシーンは、他の漫画にはない独特なもの。喰種それぞれに特徴があり、性格以外にも個性が出ているところもポイントのひとつです。

また、多くの伏線があり、ちょっとした登場人物や装飾品、店の看板、名前などもヒントになっていることも。何度も読み返すことで新しい発見もある作品でもあります。ちなみにこちらの作品は2部作で構成されています。

進撃の巨人 / 諌山創(連載中)

作品紹介

繁栄を築き上げた人類は、突如出現した“天敵”巨人により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、ウォールマリア・ウォールローゼ・ウォールシーナいう巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。城壁による平和を得てから約100年後。いつしか人類は巨人の脅威を忘れ、平和な日々の生活に埋没していた。

その世界は巨人が全てを支配していた。巨人の餌と化した人類は巨人から逃れる為に巨大な壁を築き、巨人の侵略を防いでいた。しかしその平穏も終わりを告げる。。。突如現れた超大型の巨人によって壁が破壊されてしまうのである。

とにかく巨人が気持ち悪く、グロいが絵も巻を増すごとに徐々に変化します。中盤以降はこの世界にまつわる謎が明らかになります。伏線も多く、何度か読み返さすと気づく場面もあって読み応えありです。

寄生獣 / 岩明均(完結 / 10巻)

作品紹介

他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。

主人公と寄生獣との奇妙な関係、主人公が成長していく姿、敵との戦い、ストーリー展開、非常に面白いです。独特な世界観ですが、個人的にはセリフやらキャラクターの心情には共感できる部分が多いです。そして『人間とは何か?』という哲学的な問い。テーマも大きく考えさせられる漫画。注意点があるとすればグロ耐性がない方は苦手かも。。。

スポーツ系

バトルスタディ / なきぼくろ(完結 / 17巻)

作品紹介

幼い頃から野球の名門DL学園に憧れていた狩野笑太郎は、中学日本代表を経て念願のDL学園硬式野球部に入部する。そこで待ち受けていたのは鉄壁の上下関係に支配された過酷な寮生活だった。同じくDL学園に進学してきたチームメイトと共に日々を乗り切り、すべてを懸けて甲子園を目指す高校野球生活が始まる。

正直言って体育会系の世界はとても苦手です。でもこの漫画の雰囲気は読めてしまう。シリアスとギャグが上手く融合していて、不意に吹き出しそうになる事も。
野球についても他の野球漫画にはない目線で技術紹介があるのも説得力があるし、面白いです。ノンフィクションで描いているのかもしれないが作者がPL学園のOBでもあるので、PL学園野球部の内訳話的な要素もあるのでしょうか。妙にリアルなとこも。

バチバチ / 佐藤タカヒロ(完結 / 16巻)

作品紹介

ある事件をきっかけに相撲界を追われ、この世を去った大関・火竜! その息子、鮫島鯉太郎の胸には父が遺した言葉が深く刻まれていた!! 待ったなしの角界激震! 本格大相撲漫画!!

体格に恵まれず、引くことを知らない主人公『鮫島鯉太郎』。同期との友情や敬愛する兄弟子との別れなどの人間ドラマを基盤に、『努力を重ねてここ一番で勝つ』という少年漫画の王道を貫くストーリー。相撲漫画たるキャラ同士激しいぶつかり合い、登場人物である力士の生き様に何度も感動させられます!スポ根が好きな人は絶対好きです!!相撲を知らない人でも、力士の生活や取り組みなど細かく丁寧に描かれているので読みやすいと思います。成功作の少ない「相撲」漫画を万人受けするようエンターテイメントに仕上げてたのは素晴らしいの一言。この作品は3部作になっており主人公の成長がキレイに描写されています。

佐藤タカヒロ先生ご冥福をお祈り申し上げます。

孤高の人 / 坂本眞一(完結 / 17巻)

作品紹介

孤独な青年・森文太郎は転校初日、同じクラスの宮本にけしかけられ校舎をよじ登ることに。一歩間違えば死んだかもしれない、だが成し遂げた瞬間の充実感は、今までになかった「生きている」ことを確かに実感するもの…。文太郎はクライミングへの気持ちを加速させはじめた!!

孤独を愛した男、文太郎の生き様を描いた山岳ロマン。山岳漫画に全く興味がない方でも次が読みたくなるストーリー展開。校舎のクライミングから始まった文太郎は最終的に山岳の最高峰K2を目指しますが、この漫画はどこか漫画というより文学芸術に近いように思えます。この漫画を見ると一人の時間も重要なのかなと改めて考えるようになりました。この漫画はタイトルにもあるように孤高の人であって孤独の人ではありません。人間は一人では生きていけない。そんな孤高の精神を描いた山岳ストーリーです。

SLAM DUNK / 井上雄彦(完結 / 31巻)

作品紹介

神奈川県立湘北高校に入学した赤い髪の不良少年・桜木花道は、188㎝の長身と抜群の身体能力を見そめられ、バスケットボール部主将・赤木剛憲の妹である晴子にバスケット部への入部を薦められる。晴子に一目惚れした花道は、バスケットボールの全くの初心者であるにもかかわらず、彼女目当てに入部。その後、地道な練習や試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能の芽を急速に開花させる。湘北バスケ部には、監督である安西光義のもと、主将の赤木剛憲と副主将の木暮公延らに加え、スーパールーキーといわれる流川楓らが加入。さらに、前年度のインターハイ県予選ベスト4である陵南高校との練習試合後には、暴力事件を起こして入院をしていた宮城リョータや、バスケ部から離れていた三井寿も復帰する。

『スラムダンク読んだことはないけど名前くらい知ってるよ』と言われる程、この漫画は名作中の名作ではないでしょうか。この漫画を読んでバスケを始めた人も多いのでは。かつてバスケ漫画と言えば漫画業界では鬼門中の鬼門と言われていた風潮を崩した作品。この漫画からの名言も多く、今も語り継がれている言葉が数多く存在しますね。『諦めたらそこで試合終了ですよ。』など。何度も読み返したくなる作品でその度に元気をもらえます。

青春系

聲の形 / 大今良時(完結 / 7巻)

作品紹介

「俺は彼女が嫌いだった」明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。

主人公はいわゆるガキ大将だった。ある日、聴覚障害のある転校生が来たことにより生活が一変します。傷つけあい、最悪な展開となった小学生時代。 それ以来、心を閉ざし自分を攻め続けてきた主人公が高校になり、あるきっかけで例の聴覚障害者の女の子に会いに行きます。とても不器用ではあるが、徹底的に自己と向き合い行動していく。学校、家族、いじめ、障害等様々な問題が絡み合いながらストーリーが進みますが、主人公だけでなく周囲の誰もが悩み、絶望し、葛藤し苦しみます。でもそれを不器用ながらもなんとか乗り越えようとする人々の姿に感動します。 極端なキャラクターの登場人物がヘビーなエピソードを繰り広げていくので、読むのにとてもエネルギーが必要。良い意味でズシンとくる。 重い話ではあるが、ぜひ読んで、と周囲に勧めたくなる作品。

僕等がいた / 小畑友紀(完結 / 16巻)

作品紹介

高校生活の始まり、それは女の子にとって恋の始まり。高1高橋七美(たかはしななみ)、にとってもそれは同じこと…。ナナと同じクラスの矢野元晴(やのもとはる)。女のコの3分の2は必ず恋に落ちるという彼をどちらかというとキライな彼女は!?

クラスの女子の3分の2が3年間で一度は好きになったことがある噂の人・矢野 元晴の印象はコイツ嫌い。いいかげんなくせに真剣、手抜きなくせに核心をついてる。そんな矢野の笑顔にいつの間にか惹かれて告白。あっさりと付き合いが始まりましたが恋愛初心者には重過ぎる矢野の過去。そして高校三年に起きる急な展開。この作品は二つの構成になっています。前半は北海道の高校生活。無邪気で不安定な恋愛の話。後半は社会人になった二人が東京で再会する話です。若い時に読むのと後半を歳を重ねて読むのとでは見方が変わった面白い作品となっています。

青年向け

RAINBOW 二舎六房の七人 / 柿崎正澄(完結 / 22巻)

作品紹介

昭和30年7月。水上真理雄をはじめ、凶悪犯とされる6人の少年たちが、湘南特別少年院に送られてきた。教官から虫ケラのように扱われ、屈辱的な身体検査を受けた後、彼らは二舎六房という部屋に入れられる。そこには桜木六郎太という年長者がいた。マリオたちはいきなり六郎太にケンカをしかけるが、逆に叩きのめされてしまうBだが六郎太は殴り倒しただけでそれ以上は何もせず、さらに煙草をみんなにまわす優しい男だった。それまで馴染みのなかった年長者の優しさに触れ、マリオたちは六郎太を慕いだす。

この作品のストーリーは大きく二つに分けられる。作品の前半には、戦後の被害をそのまま受け、体にも心にも「痛み」を持っている「湘南特別少年院」・二舎六房の7人男たちが、 どうして少年院に入ったのか、少年院でどのような待遇を受けるのか、また、彼らが少年院でどうやって一人ひとりの「痛み」を治していくのかを。作品の後半には、出所後、彼らがそれぞれ自分たちの夢を叶うためにどのような人生を生きていくのかを物語っています。その時代を上手く表現するためであるとはいえ、暴力的なシーン・扇情的なシーンが多い、このようなシーンが苦手な人は読みにくいかもしれません。

ドンケツ / たーし(連載中)

作品紹介

20年前、敵対する組事務所にロケットランチャーをぶちこみ、以来「ロケマサ」とよばれるならず者、沢田マサトシ。九州小倉を舞台にロケマサが暴れまくる!

ステゴロ専門の最強ヤクザ、「ロケマサ」こと沢田政寿を主人公に描いたシリーズ。
正直万人受けしないコッテコテのヤクザ漫画ですが卓越した人物描写、ストーリーに圧巻。一般社会とは相容れない描写のオンパレード。しかし、この強烈なキャラクターの媚びない姿勢。かつてのギラギラした少年ジャンプ時代の作品を思い出します。任侠とは俠客とは。

土竜の唄 / 高橋のぼる(連載中)

作品紹介

警視庁谷袋署の交番勤務で、警察の問題児である主人公の菊川玲二が、広域暴力団数寄矢会(すきやかい)の会長、轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕するため、モグラ(潜入捜査官)として同会に加入。ヤクザであるがゆえの血生臭い修羅場と、モグラであるがゆえの宿命(味方を敵に回し、敵を守らねばならない)の渦巻く中で、正義感と悪運を武器に玲二が活躍する姿を描く。

ヤクザ社会に潜入捜査し、首領である轟周宝を逮捕することを目指すというストーリーなのですが、小気味の良いギャグや超展開で飽きさせない。個人的に思ったのがカメレオンを彷彿させるようなテイストかなと。

xxxHOLiC / CLAMP(完結19巻)

作品紹介

“あやかし”が視えてしまう霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に……。そこは、市原侑子(いちはら・ユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?人間の内面を描き出す、不思議コメディ!『ツバサ』読者も必読です!

この世の人と人との関わりの話です。対価を出せば願いを叶えてくれるという非現実的でファンタジックな世界観にどんどん惹かれていきます。ただ好き嫌いがはっきりした作品かもしれません。

歴史スペクタクル・バトル

キングダム / 原泰久(連載中)

作品紹介

時代は、紀元前。500年の争乱が続く春秋戦国時代、中国西方の国・秦の片田舎に「信」と「漂」と言う名の2人の戦災孤児がいた。2人は、下僕の身分ながら、「武功により天下の大将軍になる」という夢を抱き、日々、剣の修行に明け暮れていた。
やがて、大臣である昌文君に見出されて1人仕官した漂だったが、ある夜、残された信の元へ深手を負って戻って来る。息絶えた漂から託された信が辿り着いた目的地には、漂と瓜二つの少年がいた。その少年こそ秦国・第31代目の王である政であった。漂が命を落とす原因となった政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じるのだった。

中国史に関しては全く知識が無くても、スラスラ読めます。ストーリーのテンポ感も非常に良いです。主人公信の成長だけでなく、各キャラクターの設定も細かく、どの登場人物も何かに対して情熱を持っている人間でとても魅力的です。泣かされるような感動的な場面も少なくなく、心動かされる作品でもあります。人間味溢れるストーリーでとにかく熱いです。

バガボンド / 井上雄彦(連載中)

作品紹介

剣における天下無双を目指し、殺し合いの螺旋の中へと身を投じていく宮本武蔵。同じく、剣の道を究めんとする者たちは、放浪の人(バガボンド)となり、その運命に翻弄されていく——。 井上雄彦が吉川英治の小説をもとに描く、大胆かつ斬新な「宮本武蔵」。

始めの武蔵は表情からも伝わるように、「怒り」や「死の恐怖」で、ガチガチに力が入っています。絵もガチガチのペン絵で表しています。しかし、流浪と修業と闘いの旅を通し逸脱して、「優しさ」や「温かさ」でフニャフニャな武蔵に変わり、絵もフニャフニャの筆絵に変わって行きます。 その鋭利な武蔵が丸くなる成長過程が非常に面白いです。そして『人生』とは『強い』とはどこか哲学的な要素もあり、読み応え抜群な内容。表紙もキレイなので本棚に飾っているだけでもカッコイイ1冊です。

シグルイ / 南条範夫(完結 / 15巻)

作品紹介

江戸時代初頭、天下の法に反して駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、片腕の若武者と盲目の天才剣士だった!! 残酷無惨時代劇!!

読み手を選ぶが傑作です。巻頭カラー見開きを一目みて、受け入れられるか否か決まるでしょう。残酷描写が多い作品です。他にも、戦闘シーンを魅せる力、抑圧された嫉妬・憎悪の精神描写も秀逸です。

まとめ

いかがでしたか?今回はSF系、スポーツ系、青春系、青年向け、歴史スペクタクルで書きましたが、次回はバトル物とネット漫画をご紹介します。

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Posted by kristina