【ニキビに良く効く薬】皮膚科で処方。これでキレイな肌を維持できる

2020年12月8日

皆さん、ニキビ等の肌のトラブルがあったらどうしていますか?

・ドラックストアに行って、専用のケアアイテムを買う

・ネットで治療方法を調べる

・よくCMで出ている薬の評価を調べる(ProActive等)

・皮膚科に行く

・美容クリニックに行く

・サプリを取る色々なやり方がありますが、ひとまず『皮膚科に行って、処方された薬で治す』という選択肢はベストです!

ニキビに良く効く薬→ディフェリンゲル

私の肌は敏感というよりニキビができやすいです。思春期によるニキビがひどかったのですが、大人になってもよく出てました。その為に私は色々な皮膚科に行って、何か良い薬がないか先生にアドバイスを聞いていました。そして複数の皮膚科に行き、ニキビ治療に対して優れている効果がある薬を進められました。それはディフェリンゲルでした。この薬を使用することで、ニキビのトラブルを解決したので、皆さんにも紹介したいと思います。

differin-gel

ディフェリンゲルの効果

ニキビの治療において、もっとも重要なポイントは『ニキビを起こす原因』を知る事です。一般的にはニキビの主な要因は三つあります。

①外的な要因→乾燥、汚れ、紙の毛による刺激、枕カバーのお手入れ不足等

②内的な要因→睡眠不足、栄養が偏っている、ストレス等

③ホルモンバランスの乱れ

原因が分ければニキビの治療をスムーズにできますが、大抵の場合は分からないケースがほとんどです。嬉しいことにディフェリンゲルは、基本的にはどの原因でもニキビを治せます(*個人差があります)。①と②の場合はもちろんそうですが思春期のニキビにも80%以上の効果が期待できるそうです。(こころ皮膚科クリニックにより)。

それはなぜかというと、どの原因でもニキビがある肌の特徴は同じだからです。

その特徴は毛穴の詰まりです。

外的な要因や内的な要因であれ、ホルモンバランスの乱れであれ、肌の角質が重なってきて、毛穴の出口が狭くなり、皮脂が溜まってしまいます。皮脂が増加すれば増加する程、アクネ菌が増殖して炎症が起こります。このような肌にディフェリンゲルはどういう効果があるのでしょうか?

インターネットで調べたらディフェリンゲルの細かい働きを確認できますが、色々な先生から聞いた話を伝えるとディフェリンゲルでピーリングができるので、ニキビの治療に効果的ですよ。ピーリングで厚くなった角質を除去し、毛穴の詰まりを取り除きます。毛穴をキレイな状態で維持できればニキビが出ません。

ディフェリンゲルの効果がないニキビ

ディフェリンゲルは毛穴に汚れや皮脂が溜まらないような働きがあり、ニキビの発生や進行を防ぎます。例えば、ザラザラしている肌、始めにできる白色や黒色のニキビにディフェリンゲルを使用したらニキビの進行を止めます。しかしニキビ菌の感染により赤色のニキビにはディフェリンゲル単独での効果はありません。なので赤色ニキビがある場合はディフェリンゲルは別の薬とセットで使用する必要があります。

ディフェリンゲルを使用できない方

妊婦さんと授乳中の方は使用できません。

使用方法と副作用

ディフェリンゲルの使い方はとても簡単です。いつもの顔のお手入れを終えた後、寝る前にニキビがあるところやザラザラしているところに塗ります。

この薬は肌に刺激を与えるので、ほとんどの場合は使い始めたら翌日に『カサカサ』、『皮膚が細かく剥がれる』、『かゆみ』、『ピリピリ感」等の症状が出ます。早かったら1週間以内に収まりますが、長ければ2週間程続きます。2週間以上続いている場合は、おそらく肌に合わないので使用をやめた方がいいです。

実際に私もこの様な症状が出ましたが、事前に先生に言われていたので、あまりビックリしませんでした。ディフェリンゲルを塗る前にしっかりと肌を潤したら、この様な症状は治まります。いつもの化粧水、乳液等を使っても問題ありませんが、私は最初に皮膚科で処方してもらった保湿ローションを塗りました。肌がディフェリンゲルに慣れたら普段使っている保湿のアイテムに戻れば良いと思います。現在はオイルが含まれてないアメリカのファーマシーのDaily Greensという保湿ジェルを使っています。保湿力がとても高く、余計な皮脂の分泌を起こさないのでおススメです。

個人経験

 以上に書いたように私はニキビができやすい肌だったので、色々な皮膚科に行きました。そして3人の先生にディフェリンゲルを処方してもらったので、しばらくこの薬の使用を続けました。初めて処方してもらった時は1ヶ月程使っていましたが、あまり効果を感じなかったので、別の皮膚科に行きました。そして『今使っている薬は海外でもかなり評価が高く、ニキビの治療に効果的なので、しばらく使用を続けてください』との事でした。それから追加で1ヶ月ディフェリンゲルを塗りましたが、ニキビが消えませんでした。不安になった私は『セカンドオピニオン』ならぬ、『サードオピニオン』の為、また別の病院に行きましたが、そこでも先生は『この薬でニキビができにくい肌が作れます。必要な使用期間は個人差があって、1年以上かかる場合もあります。』と。。。。

これを聞いて正直がっかりしました。今すぐ治したいのに、後1年待ってくれと言われてもね。。。今まで2ヶ月塗ってもあまり治ってないのに、治る証拠もないし。。。と思いながら皮膚科から家に帰りました。

しかし、新しい薬がなかったので、仕方なく使用を続けました。そして使い始めて4ヶ月後にニキビがなくなりました。先生が言った通り『ニキビができやすい肌』は『ニキビができにくい肌』に生まれ変わりました。4ヵ月が掛かりましたが、諦めず使用したおかげでニキビのトラブルが解決できました。

それ以降、使用を止めたかどうかというと予防のために気になるところに毎晩塗っています。気になるところといってもニキビができたわけではないです。たとえば私は大人になってから顎によくニキビが出ていたので、ニキビの予防として薄く塗っています。ディフェリンゲルはホルモンの薬ではないので、上記に書いたような副作用が出なければ長期間使っても問題ないです。薬がなくなったら皮膚科に行って新しいものを出してもらいます。毎回皮膚科に行くのは面倒だと思っている方がいるかもしれませんが、多めに頼めば処方は可能です。例えば、私はいつも3本お願いしています。塗り忘れても特に新しいニキビが出てないのですが、少し塗っていれば安心してストレスから解放されます。これでもう2年間キレイな肌を維持できています。ディフェリンゲル以外に他のニキビの予防対策として、ニキビの予防に特化している『ノブ』の日常スキンケアアイテムを使っています(メイク落とし、洗顔料、化粧水)。こちらの会社は臨床皮膚医学に基づいたシリーズを出しており、皮膚科でもオススメのスキンケアコーナーに置いてあります。

【Nov】 敏感肌のスキンケア

まとめ

最後はディフェリンゲルの『メリット』と『デメリット』をまとめて終わりたいと思います。

ディフェリンゲル使用のメリット

・皮膚科のみで処方され、安心できるような薬

・保険が効くので、安い (2本 ¥1,100)

・ピーリングの効果があるので、ニキビの発生と進行を防げる

・使用頻度は1日1回(寝る前に塗るので翌日のメイクアップが可能)

・海外でもニキビの効果的な薬として認められている

ディフェリンゲル使用のデメリット

・市販されてないので、もらうために皮膚科に行く必要がある

・使用を始めたらほとんどの場合は乾燥、皮膚の不快感、かゆみ等の症状が現れる

・ニキビを完全に治すには時間がかかる→ 早くても2〜3ヶ月。長ければ1年以上

・赤色ニキビには単品で効かない

・妊婦さんと授乳中の方は使用できない

以上のメリットとデメリットをふまえて、ぜひディフェリンゲルの使用をご検討ください。

関連記事