ウクライナ人の有名人を紹介。意外とハリウッドスターが多い
みなさんはウクライナの有名人を知っていますか?
恐らく多くの人は全く知らないか、知っていても1人~2人位ですね。ただ面白いことは日本人に有名なウクライナ人の名前を伝えたら、『あの人はウクライナ人なの?』と驚かれます。テレビやニュースでよく見らている方ですが、実際にウクライナ人であることを日本人に知られていないので、今日はそんな有名人を紹介します。もしかしたら、その中にあなたの好きな人もいるかもしれません。
アンドリー・シェフチェンコ
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アンドリー・シェフチェンコはサッカー選手として素晴らしい実績を残しているので、日本を含めて世界的に有名なスターになりました。日本では多くの男性はアンドリー・シェフチェンコのことを知っていて『ウクライナと言えばシェフチェンコ!』とよく言われています。サッカーに興味を持っていない人は聞いたことがないかもしれませんが、世界で非常に高い評価をもらっているサッカー選手なので、覚えてもらえたら嬉しいです。詳しい実績をいくつかを載せます。
・『ディナモ・キエフ』というウクライナのチームに所属し、1994年トップチームでデビューを果たし、5年間で117試合出場しで60得点した
・『ACミラン』というイタリアのチームに1999年に移籍、6年間で226試合出場し、127得点した
・2004年にバロンドールを受賞
バロンドールはフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が創設した世界年間最優秀選手に贈られる賞である。当時にヨーロッパのみ対象でした。
・ウクライナ英雄を受賞
・EFAチャンピオンズリーグにおいて100試合で48得点した
これ以外にも実績がたくさんありますが、これを見るだけでも結構すごい方と思いませんか?
シェフチェンコは2012年に引退しましたが、現在はウクライナのサッカー代表監督として活動しています。
ミラ・ジョヴォヴィッチ
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ハリウッドスターのミラ・ジョヴォヴィッチは世界的なアメリカの女優として有名です。特に注目されていた映画は『フィフス・エレメント』、『バイオザード』、『ジャンヌ・ダルク』です。知っている日本人は少ないと思いますが、ミラは5歳までウクライナ(当時にソビエト)に住んでいました。彼女のお母さんはウクライナ人ですが、お父さんはセルビア人です。お父さんはウクライナの大学で医学を勉強して、留学生のビザをもらいましたが、その後はビザの更新ができなくなったので、ミラは5歳の時に家族でアメリカに移住しました。
ミラはアメリカの小学校に通い始めて、3ヶ月程度で英語を覚えられたようです。しかし冷戦の関係で当時ソビエトから来た人たちはアメリカの社会で冷たい扱い方をされたいたので、ミラも他の子供に冷たくされたようです。
ミラは今でもウクライナと繋がりがあり、たまにお母さんと一緒にウクライナに行っています。また、アメリカにあるウクライナ大使館にミラ・ジョヴォヴィッチの写真は飾られています。
ミラ・クニス
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ミラ・クニスはジョヴォヴィッチと同程度のハリウッドスターであり、『寝取られ男のラブ♂バカンス』、『ブラックスワン』、『ステイ・フレンズ』、『テッド』等の有名な映画に出ています。
ミラ・クニスはウクライナに生まれて、7歳までウクライナに住んでいました。その後は家族とロサンゼルスに移住しました。ミラ・ジョヴォヴィッチと違って最初は英語の勉強がうまくいかなくて、結構苦労していたそうですが、時間が経つと共に新しい環境に慣れつつウクライナから気持ちが離れました。あるインタビューによるとミラ・クニスはウクライナについて質問をされたときに、こう答えました。
『私は昔ウクライナに住んでいたから私をウクライナと連想して良いわけじゃない』
Mila Kunis on 'Third Person,’ 'Jupiter Ascending’ and awful interviewers
ミラ・クニスはアメリカに移住してから、ウクライナとの繋がりがありませんでしたが、2019年に夫のアシュトン・カッチャーとウクライナに訪れて、現在のウクライナの大統領ウォロディミル・ゼレンスキと面会をしました。
滝沢カレン
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こちらは日本のバライエティと日本の雑誌に登場している方の紹介になります。滝沢カレンは日本とウクライナのハーフなんですよ。お父さんはウクライナ人なのですが、両親は幼い頃に離婚したので、お父さんはカレンちゃんの教育に関わらなかったようです。つまりお父さんの方からウクライナ語やウクライナの文化が伝わらなかったので、滝沢カレンはウクライナ人と言えませんが、遺伝的にウクライナ人のお父さんから良いところを受け取ったので、スタイルが良くて美人ですね。
シルヴェスター・スタローン
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言うまでもなく世界的に有名な俳優ですね。最も注目されていた映画はロッキーとランボーですね。シルヴェスター・スタローンはイタリア系アメリカ人として知られています。
なんでこのリストに入っているんだろうと思うかもしれませんが、実はスタローンの家系はウクライナに関わっているんです。最近ツイッターでもこんなつぶやきがありました。
#新しいウクライナ🇺🇦#ウクライナ出身者
— セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使 (@KorsunskySergiy) March 1, 2021
ロッキーとしてもっとも有名な俳優、映画監督、脚本家のシルヴェスター・スタローン氏は、イタリア系アメリカ人として知られていますが、実は、母親の家族はオデッサ出身でしたので、イタリア・ウクライナ系アメリカ人と言いてもいいでしょう。@MFA_Ukrainepic.twitter.com/XB0hYTPDBo
ちなみにオデッサは黒海があるウクライナの南部です。
セルゲイ・ポルーニン
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セルゲイ・ポルーニンはウクライナ生まれのバレエダンサーです。俳優とモデルとしても活動していますが、メインはダンサーです。彼は2007年から2012年まで世界で有名なロイヤル・オペラ・ハウスのメンバーでした。アマゾンに彼の活動についての映画があります。心に刺さるようなダンスのパフォーマンスがたくさんあるので、Amazon上で評価が高く、とてもオススメです。参考までに映画の予告編をどうぞ。
まとめ
今日はウクライナ出身の有名な方を紹介しました。一つの業界に偏らず、スポーツ、映画、ダンス、モデルの業界でウクライナ人は活動していて世界で注目されています。
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