【こどもちゃれんじ イングリッシュ】2年使用後レビューを紹介
今回は『こどもちゃれんじイングリッシュ』の効果、プログラムのメリットとデメリット、こどもちゃれんじの教材を通じて、『3歳の娘は何ができるようになったか』をまとめます。私のブログを定期的に読んでくれている方は私が日本人ではないのを知っているかもしれませんが、初めてブログに訪れてくれた方へ私は『ウクライナ』から来ました。外国人から見て『こどもちゃんれじイングリッシュ』のレビューがあまりないと思うので、一つの意見として参考になるんじゃないかなと思います。
こどもちゃれんじイングリッシュとは
『こどもちゃれんじイングリッシュ』は年齢に合わせて英語の理解力と話す力を身に付けるための教材を届けてくれるプログラムです。通常の『こどもちゃんれじ』と違って教材は2ヶ月に1回だけ届きます。
・絵本*
・おもちゃ*
・保護者向け情報誌
・DVD1枚
*月によっておもちゃと絵本は統一する場合があります。
メリット
娘は1歳半位から『こどもちゃれんじイングリッシュぷち』の購読をスタート。
今は『ぽけっと』を継続して、次に『ほっぷ』も継続しようと思っています。2年程教材を使って、個人的にメリットとして思ったことはこちらになります。
・ネイティブスピーカーの英語が聞ける
『こどもちゃれんじイングリッシュ』の大きなメリットはネイティブスピーカーの発音に触れることです。
なぜそれはそんなに重要かというと『正しい発音が聞けるから』という答えがパット出てくるかもしれませんが、確かにそれは正解ですが、それだけじゃないんです!!!
乳幼児はその正しい発音をすぐに真似できるからです。
大人になってから正しい発音を聞いてもすぐに同じように言えますか?
言えないケースが多いですね。
なんか同じように言おうと思っても、ちょっと不自然に聞こえますね。
理由は様々ですが、母国語に慣れすぎているから言えないとか、恥ずかしいとか、普段そういう単語を使ってないから等。。。
また、発音を練習すればするほどうまくなるのも大人の勉強仕方ですね。
最初は間違った発音を覚えても、後で間違わないように意識すれば直せます。
乳幼児との違いは大人を真似することでどんどん成長していくので、耳に入った情報をそのままにアウトプットします。つまり、ネイティブスピーカーの発音をすぐ上手に真似できる能力があります。
一方、最初からネイティブっぽくない発音を聞かせたら、乳幼児はそのままで覚えてしまいます。じゃあ先生はネイティブスピーカーじゃないとダメなの?と思うかもしれませんが、そうでもありません。ネイティブではないパパとママも子供に英語を教えてあげたら、子供は喜ぶし、親子で楽しい時間を過ごせます。
でも、せっかく乳幼児は耳が良く、インプットした情報をそのままアウトプットできる能力があるので、最初はネイティブスピーカーの発音を聞かせた方が間違いないと思います。『こどもちゃれんじイングリッシュ』のメインの出演者は『カナダと日本のハーフのエマちゃん』、『アメリカと日本のハーフのKiko』、最後は『アメリカ出身のBob』です。エマちゃんとKikoはハーフなので完全な外国人ではないのですが、バイリンガルの環境で育てられたので、ネイティブスピーカーに近いと言えるでしょう。
・年齢に合わせたような教材のお届け
子供へ英語にしても他の習い事にしても勉強をさせたいときに、どこからを始めたら良いか分かりませんよね。『こどもちゃれんじイングリッシュ』のプログラムは1歳~6歳までの教材を届けてくれるので、お子様の年齢を選べばピッタリの成長にあった勉強が始められます。
ちなみに、私も英語先生の資格を持っていますが、小学1年生への教え方しか分かりません。6歳以下の子供の成長と心の発達の特徴が分からないと、教えるのは難しいと思います。『こどもちゃれんじ』のプロによる年齢に合うような教材があれば、本当にありがたいです。
・インプット→体験→定着に基づいて学習できる
DVDで新しいことをインプットし、実際におもちゃで遊ぶことで英語を体験し、そして最後に絵本で定着させます。例えば『こどもちゃれんじ Englishぽけっと』の1月の教材を見てみましょう。
DVDのテーマはフルーツ
フルーツの単語を使って歌、ストーリー、ゲーム等が紹介されます。
おもちゃはフルーツのパーツ
以前届いた、しまじろうは口にフルーツのパーツを近づけたら、しまじろうはフルーツの名前や『very sweet 』、『yummy』等を言います。また、しまじろうの頭のてっぺんを押すと英語で何のフルーツが欲しいか言います。そして胸のボタンを押すと色々なフルーツの歌を歌います。
絵本はフルーツのお話が含まれています。
こんな感じで遊びを繰り返すと英語が楽しいし、子供も覚えやすいですよね。
遊び方や英語の使い方について詳しく書いているので、興味がある方はこちらの記事へお願いします。
・体を動かしながら英語を学ぶ
皆さんは『英語を学ぶ』と聞いた瞬間に何を想像しますか?
私なら、テーブルの上に辞書とか教科書をいっぱい置いて、勉強するシチュエーションや、イヤホンを耳に付けてリスニングするシチュエーション等。。。どれでもフリーズした状態で非常に集中する必要がある状況を想像します。それはよくある大人のやり方ですが、乳幼児はじっとできないし、楽しくないとすぐ飽きちゃうので、大人の英語の勉強し方は相応しくないですね。子供向けの英語の動画を見せても、座りっぱなしで動画を見る子供は少ないと思います。
例えば、私の娘はあまり落ち着きがなくて何かを見ながら足をパタパタしたり、逆立ちしたりしていました笑。子供のエネルギーは非常に多いので、じっと出来ず、落ち着きませんね。なので体を動かしながら何かを学ぶ方が乳幼児にはマッチしています。『こどもちゃれんじイングリッシュ』のDVDは手遊びとか、ダンスが多いので、子供は踊ったり、ジャンプしたり、走ったりして新しい単語を覚えます。
2歳の時、外国人のお姉さんのダンスを真似しようとしていた娘の姿はこんな感じでした。激しいダンスでテーブルが倒れました笑
3歳になったらテーブルはもう倒れてないのですが、相変わらずダンスは激しい笑
・教材は2ヶ月に1回届くので、片付け場所に困らない
通常の『こどもちゃれんじ』と違ってイングリッシュの教材は2ヶ月に1回届くので、片づけやすいです。
期待できないこと
次は『こどもチャレンジイングリッシュ』の教材から期待できないことをまとめます。
・親が英語に興味がないと、子供の英語学習は進まない
基本的に英語だけではなく親が子供のやっていることに興味がなければ、子供はそのやっていることを止めてしまいますよね。子供のやっていることに対して親の反応がなければ、子供はそれを続けるメリットがないんです。やっても気づかれない、褒められない、反応が薄い。だからしない。なので、できるだけ子供に自分も英語に興味を持っている事を伝えてください。どのように興味を伝えたら良いのかというと、英語を使って子供と遊んであげてください。
・一緒にしないと飽きてしまう
以上の説明の続きになりますが親が子供と一緒に英語を使って遊んであげないと子供は飽きてしまって、別のことをやり始めます。英語のDVDを見て、英語のおもちゃを使って楽しそうに遊んでも、英語が楽しくても、子供の周りで誰も英語を使わないと、気持ちを共感できる相手がいないので、英語を忘れてしまいます。
これは私の例ですが、どうやって子供と英語で遊んでいるかをまとめます。
寝る前に英語の絵本を読む
DVDで紹介された歌を一緒に歌う
届いているおもちゃで一緒に遊ぶ
娘が日本語で何かの単語を言ったら、『それは英語で何と言う』と聞く
(このやり方で結構色々な単語を覚えました)
「こどもちゃれんじイングリッシュ』の教材以外に英語遊びを考える
例えば私は娘を保育園に連れて行く前に、髪の毛を結んでいる5分位の間にLingvokidsのアプリを見せています。
・バイリンガルを育てるにはものが足りない
当然ですが、バイリンガルの子供を育てるためにはバイリンガルの環境を作る必要があります。つまり日本語と同様程度で子供と喋る必要があります。
・『こどもちゃれんじ』と一緒に購読しないと料金が上がる
『こどもちゃれんじ』を受講している方に対して『こどもちゃれんじ English』の料金が値引きされています。たとえば2歳~3歳向けの『こどもちゃれんじ English ぽけっと』の通常価格は1回あたり 3,637 円(税込)ですが『こどもちゃれんじ』会員特別価格は1回あたり2,933 円(税込)になります。講座によって受講費が異なるので、公式サイトでご確認ください。
私は両方とも受講しているので、このような特典はプラスになりますが、英語だけ受講したい方にとってはマイナスになりますね。ちなみに通常の『こどもちゃれんじ』についてもレビューを書いているので、興味を持っている方はこちらへお願いします。
実際に使ってできるようになったこと
『こどもちゃれんじEnglish ぷち』と『English ぽけっと』を使って「3歳半の娘は何ができるようになったかまとめます。
・英語に興味を持てるようになった
・英語で歌えるようになった
・英語の絵本の内容を自分で覚えて、英語で言うようになった
・多数の単語を覚えられた
・英語で短い文書を作れるようになった
(I love youとか、I am sleepy/happy/sad等)
まとめ
最後に話をまとめると『こどもちゃれんじ English』は子供の年齢にピッタリの教材を届けてくれるので、子供はスムーズに新しい情報を覚えられます。体を動かしながら英語を学べるので、体力と英語力が同時に成長できます。また、動画に出ているキャストはバイリンガルか外国人なので、小さい頃からキレイな発音が耳に入ります。一方、子供を放置して、届く教材に全てを任せたら、子供はすぐに飽きてしまうので、英語の勉強はうまく進みません。子供の英語力が伸びるか伸びないかは親の努力次第なんです。ベネッセはすべてのコースの無料トライアルの教材を準備してくれているので、『こどもちゃれんじ English』の受講を検討している方はまず無料のお試しからスタートすればオススメです。