ダイエットを頑張っているのに痩せられないなら、よくある間違いをチェック

2021年3月22日

痩せたいけど中々痩せられないという悩みがありませんか?

多くの方は人生で一度はそのような経験があると思います。痩せられない理由はいくつかありますが、大きく分けると精神的な理由と物理的な理由があります。今回はこの記事で両方とも解説します。自分に当てはまるものを見つけたら、まずはそれを改善しましょう。

始める前に簡単に自己紹介をさせていただきます。私はウクライナから日本に来て、パーソナルジムトレーナーとして働いて、痩せたいけど痩せられないという悩みを持っている多くのお客様と接しました。私自身ウクライナでは数年社交ダンスとヒップホップをしていたので、子供の頃から締まった体型をキープできるように意識しています。今回はダイエットに関する自分の知識と経験をこの記事でご紹介したいと思います。

精神的な理由

今まで色々な人の話を聞くと痩せられない理由は、やはり意思の問題でした。痩せることを決めても、なぜか色々な言い訳をして、美味しいものを食べる機会を探したりしている人は多いです。シンプルに言うとそれは意思が弱いですね。本当は痩せたいのに、なぜ意思がそんなに弱いかというと以下のケースが考えられます。

痩せる目標が不明だから

ダイエットに限らず、何をしても目標がないとほとんどの場合、人は諦めてしまいます。もし今あなたはダイエットを頑張っているのであれば、まずは次の質問に答えて下さい。

Question

何のために痩せたいですか?

痩せたら何が変わりますか?

痩せたら何が手に入りますか?

はっきりとこの質問に答える事ができたら問題ないですが、ちょっとあやふやな答えが出たらもう一度何のために痩せたいか考えてみましょう。

例えば『痩せたら自分に自信が付く』等の答えはダイエットを成功させるために十分ではありません。痩せたら自分に自信が付いても、その先を考えないと途中で諦めてしまう可能性が高いです。自分に自信を付けたら、どういう風にそれを活かせるの?

痩せることで自信がついて仕事で接客が上手くなったり、営業先で雰囲気がよくなったから上司から評価され、給料アップに繋がったり、好意がある相手ともっと関係を築けるか。。。目標は何でも良いのですが、できるだけ明確な目標を立ちましょう。

実は痩せたくないから

意外かもしれませんが、痩せられない一つの理由としては本人がそもそも痩せる気がないということもあります。例えば、こんな女子の話を聞いたことがありませんか?

『今日からダイエットを始めました』

『最近ダイエットをしているから、1食の代わりにこのサプリしか摂ってない』

『私はダイエットを始めたから18時以降食べてない』

ダイエットを始めた人はよくそんなことを言いますよね。でもよく考えたら他人にそれを言う必要がありますか?

何のためにみんなに共有していますか?

実は他人に『いや、あなたは太ってないから痩せなくても大丈夫だよ』とか『あなたは十分に痩せているからダイエットなんて必要ないよ』というように言って欲しいんです。またはダイエットが中々うまく行かなかったら、自分の悩みを共有して、それに対して相手から『痩せなくていいよ。今度美味しいランチを食べに行こうよ』みたいなレスポンスを期待しているからです。そうするとダイエットは失敗しても、周りの人に痩せていることを認めてもらっているので、自分でもダイエットをしなくて良い理由ができてしまいますよね。

パーソナルトレーナーの経験から言うと本気で痩せる気がある人はパーソナルジムに通うことを内緒にしています。誰にもばれないようにしてゴールに向けて、コツコツ運動と食事制限を頑張っています。目標達成できたら、色々な人に『最近体は引き締まったね』、『最近痩せたね』という風に褒められたら。とても嬉しいですよね。

痩せられないことを誰かのせいにしているから

次の理由は痩せられないことを誰かのせいにする癖があります。

例えば、旦那と喧嘩してストレスが溜まって、甘いものをいっぱい食べてしまった。旦那は悪い!または小さな子供がいる女性は子供の食べ残しを捨てるのは勿体ないので、毎回食べしまったり。。。

追加で自分の分も食べて。本当は痩せたいのに子供が食べ残しているので、食べるしかないのです。色々な事情があるのですが、痩せると決めたからにはどんな事情があっても自分の意思を変えないことは大事です。

物理的な理由

自分の中では痩せることを決めて、痩せるつもりで毎日過ごしているのに、中々痩せられないのであれば、おそらく食事が間違っているか、運動方法が間違っているかの理由が考えられます。

炭水化物を摂りすぎている

多くの場合、痩せられない理由としては炭水化物を取りすぎているからです。

炭水化物は体を動かすための重要な栄養素ですが、体をあまり動かなさいタイミングで食べてしまうと使うべきエネルギーは脂肪として蓄えます。なので炭水化物が多いもの(パン、米、麺類)を夕方に食べたら、確実に体は脂肪を蓄えます。(夜勤の方を除く)

仕事から帰って、夕方や夜中に白米やラーメン、サンドイッチ等を食べていませんか?

夕食から炭水化物を抜くだけで体重が落ちる事もあるので、今まで夕食に炭水化物を食べていたら、抜いてみて下さい。おそらく2週間後には結果が出るはずです。

また、午後からドーナツ、パン等の間食も控えた方が良いですよ。

甘い系の飲料を摂っている

一部の人は太りやすい食べ物を控えるように意識をしていますが、飲み物を気にしていないです。例えば野菜ジュースや果物ジュースはビタミンがたっぷり入っているので、飲んでもOKという考えがありますが、野菜ジュースでも、果物ジュースでも糖分は多いので、ダイエット中であれば控えるべきです。飲むとしても朝に1杯ぐらいですね。

基本的には糖分が多い全ての飲み物はNGです。多くのパーソナルジムのメニューを見たら、お勧めの飲みものとしては水、お茶、麦茶、紅茶、ハーブティー等です。基本的には糖分が入ってない飲みものですね。

おやつを取る回数が多い

次によくある間違いとしてはメインの食事を少なめに摂るなら、間食の回数を増やすか間食の量を増やすことです。よく言われているのは空腹にならないよう細めにに食べて下さい。その理由は空腹になった状態で食事を摂ると、血糖値が急上昇します。血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌されて、血中の糖分を脂肪に変えて体に溜め込みます。なので、急上昇するインスリンが分泌されないように間食を摂るのは望ましいです。

でも、多くの人は勘違いして空腹にならないようにずっと何か口にするようにしています。昼ご飯を食べて、まだ1時間も経ってないのに、何かのおやつを食べる人がいます。そのような人はナッツみたいな食べ物ならヘルシーだからいくら食べてもOKという思い込みがあり、1食で100gを摂食する人もいます。しかし、ナッツのカロリーは非常に多いので、量を気をつけるべきです。カッシューナッツは100g当たり約570kcal、アーモンドは100当たり約600kcal、くるみは100g当たり約670kcalと非常にカロリーが高いです。1食でこれぐらいの量を摂ってしまったらメインの食事と同じようなカロリーになりますね。

なので、間食を摂るなら、回数を2回に絞り、1回の間食は100kcal以内にすれば食べ過ぎる心配がありません。

健康食品に頼る

最近、FacebookやInstagram、またYoutube等で健康食品の広告がよく出ていて、『これ1本でスレンダーになる』ようなキャッチのフレーズが非常に増えましたよね。そして一部の人は広告のメッセージを信じて、青汁か酵素等の健康食品を飲めば体重が減るはずだと思っているようです。健康食品は免疫力をUPするとか、食べ物の消化を促すみたいな働きはありますが、蓄えた脂肪を燃焼する働きがありません。いくら健康食品を摂取しても、食事と運動の見直しをしないと、体重は減りません。なので痩せたいのであれば、あまり健康食品の効果に対して期待しないほうが良いです。

運動は偏っている

自分で痩せようと思ったら、何かしらの運動を始めますよね。しかしバランスよく運動をしないと、痩せられません。よくあるのが、脂肪が溜まっている一部の体の部位を動かすという間違いがあります。腹筋のトレニンーグとか、二の腕のトレーニング等をメインにしている人が多いです。その他にもランニングやサイクリング等の有酸素運動を中心に体を動かしている人もいます。しかし、体重を減らすためには、有酸素運動+全身の筋トレをする必要があります。YouTubeにある無料の動画を参考にしても良いですが、不安であればパーソナルジムに行って、正しいトレーニングを教えてもらえば良いです。全国にあるパーソナルジムを参考にしてください。

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また、別の記事にパーソナルジムに通うメリットについて載せているので、気になる方はこちらへお願いします。

摂食量に対して運動が少ない

良く見られるケースですが、食べている量に対して運動量は少ないので、中々痩せられません。

例えば今日はランニングをしたから、ご褒美にケーキを食べようなんて思ったことがありませんか?

多くの人は運動をすることで消費できるカロリーを期待しす過ぎています。例えば、ジョギングペースで30分走れば、わずか200~280kcalしか消費できません。それに比べて一般的なショートケーキのカロリーは、100g当り300~350kcalあります。つまり消費したカロリーより食べたカロリーは多いので、望んでいるスリムな体を手に入れないのです。なので、いくら運動するからといって、太りやすい食べ物は控えましょう。

まとめ

いかがでしたか?

自分に当てはまる理由はありましたか?

自分の体形を変えるために、食事も見直さないといけないし、運動の為に時間を作らないとけないし、またダイエットの情報が溢れている状況でどれが正しいかしっかりと把握しないといけないので、簡単なものではないのですが、痩せるのを決めたからにはどんな状況であっても自分の意志を変えずダイエットを進めて下さい。そして仕事で疲れて、ちょっと寝不足があっても、ダイエットを成功するためのポイントは継続力なので、トレーニングを続けて下さい。

 

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