家族で楽しめる博多アサヒビール工場。ビールで地球を2.7周!!

2019年11月4日

福岡の博多区にあるアサヒビール工場に行ってきました。子供と行くのは不謹慎かなぁと思う方もいるかもしれませんが、結構子連れで来ている家族も多く、工場内は小さい子供でも夢中になれるような場所もあり、試飲の時はソフトドリンクもあるので小さい子供がいても家族で楽しめますよ〜。

ビール工場の予約方法

ネット事前予約をするか、当日電話予約の二つがあります。工場見学予約

ネットで満席になっていても、電話すれば当日予約することもできます。私たちはネットで満席になっていたのですが、当日電話予約で行きました。

ビール工場へのアクセス

博多駅から一駅で着くJR竹下駅で下車します。

改札を出て東口に向かいます。

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東口に向かうとすぐに駅構内に工場への看板があります。

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駅を出てから歩いて3分ほどで着きます。

受付は10分前に到着して下さいと言われますが、結構ギリギリにくる方も多いです。

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しばらくJR沿に歩くと、この建物が見えてきます。

入り口はこの建物の反対にあるので道を渡らず、まっすぐ歩くだけです。

アサヒビール工場受付

受付を済ませると時間になるまでロビーで待ちます。

その間フォトブースで撮影している人が結構いました。私もですが笑

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今回は娘がお昼寝をしていたので、私一人での撮影になりましたが、家族で撮ってる方も結構いましたよ。

受付後は番号札を渡され、それが最後の試飲会場のテーブル番号にもなります。

ビール工場の流れ

全行程は90分です。この90分には試飲の時間も含まれます。こちらの映写室で事前にスーパードライの歴史などを学べるショートムービーが流れます。

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ここで辛口スーパードライの誕生秘話が始まります。

スーパードライの誕生秘話

まず1985年に大規模なアンケートを取りました。そして、そのアンケートを元に作られたビールがアサヒスーパードライです。1987年に発売されました。

飲んだ後にす〜っと消える辛口。アサヒ318号という独自の酵母だけが作るビール。そして徹底した温度管理。20名の官能パネリストが味の管理を常にしています。

鮮度を保つために、酸化物質との接触を避ける。ビールは生物なので酸素と触れると参加を始めます。それを防ぐために徹底した管理をしています。ビールを詰める際は、酸素が混入しないよう、炭酸ガスを入れ、酸素を追い出したりしています。

ビールで世界一周

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ここ博多ビール工場は大正10年にオープンし、今年で誕生98年を迎えます。この博多ビール工場は日本だけでなく、お隣の国韓国へもビールを出荷しています。

そして博多工場の年間製造量は(350ml換算)およそ870,000,000本。これは距離にすると地球を2.7周に相当します。想像絶する量ですよね。

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世界中でアサヒビールは製造、販売されています。ビールが有名な国チェコでも製造されているので、私の国ウクライナでもアサヒビールを飲む事ができます。ちなみにウクライナでスーパードライを買うと750mlの大瓶がなんと100円ほどで購入できます。

日本と比べると安いですよね〜。物価が安いから仕方ないですね。

アサヒビールの原料

次にビールが出来るまでの説明があります。原料は水、ホップ、麦芽で水は季節により産地を変えます。副原料には米、コーン、スターチなどを使うようです。副原料でどの食事にも合うよう調整しているんだとか。その際、原材料である麦芽を食べる事ができます。食べてみると結構美味しくて、おつまみ感覚で食べる事ができます。

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娘もぽりぽり食べていました。

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ビールが出来るまで

もろにを濾過し、麦汁にします。麦汁の味は麦茶に砂糖を数十杯入れたような味だそうです。

麦汁にホップを加え、煮沸。ビール特有の香りと苦味が生まれます。

酵母を加えて発酵させます。糖分がアルコールと炭酸ガスに分解され『若ビール』ができます。

『若ビール』を数十日間、じっくりと熟成させます。調和のとれた味と香りが生まれます。

完全に熟成したビールを濾過し、酵母などを取り除きます。ここでやっと透明な琥珀色のビールの誕生です。

で、品質管理などを経て出荷になります。

工場見学

ここから出荷までの流れを実際に見る事ができます。

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右端に見える銀色のものがビールの缶です。

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子供達も食い入るように見てました笑

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日によって生産ラインは違うようです。今日はスーパードライでした。

さて、気になるのはこれだけの工場で1日にどれだけの量が作られているかと言いますと

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ジャーン!!!

こちらが1分間の製造量です。その量なんと1500缶!!!!!63ケースもの量になります。

パッケージングされるまでの期間は全行程で約1ヶ月間です。出来立てのビールは遅くても6日以内には出荷されるようです。

リサイクル

アサヒビール工場はビール作りだけではありません。環境に配慮し、リサイクルにも力を入れています。使用した便は洗浄殺菌し、再利用しています。

こちらの制服も2Lのペットボトル14本でこちらの服一着が出来るそうです。

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試飲会場へ

試飲時間は約20分です。時間が押してたり、後ろが詰まっていると少し短くなることもあるようです。

私たちは最終の15:00に行ったので、ゆっくり試飲する事ができました。

クリスマスシーズンなどのイベント時は人が多いので時間が短くなる可能性が高いようです。

席はこんな感じです。

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4種類のビールとハンドルキーパーやお酒が飲めない方の為に、4種類のソフトドリンクが用意されていました。

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テーブルは最初の受付で渡された番号札の席に座ってください。席に着く前に、できたてのスーパードライを受け取ります。

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出来立てのスーパードライを頂きます。

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乾杯〜〜〜

うちの娘はカルピスとオレンジジュースを2本も飲みご機嫌でした。

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おつまみはこちらです

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ビールにすごく合うおつまみでした。

肝心のビールは、雑味が少なくスッキリとした味わいでした。

その理由はやはりサーバーにもありましたね。

終了後はすぐ洗浄していました。

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居酒屋なんかで、たまに同じドライなのに全然味が違うものがありますよね。あれはやはりサーバーの洗浄がしっかりされてないから、匂いや汚れが残っているので、味が変わってしまうんでしょうね。

自宅で美味しいビールの飲み方

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案内してくれたお姉さんから最後に自宅で、美味しいビールの飲み方のレクチャーがありました。

まずグラスはキレイにしましょう。ビールグラスは専用のスポンジで洗うなど洗浄の際にも注意が必要です。グラスに油汚れがあると、クリーミーな泡が出来ず、出来てもすぐに消えてしまいます。なのでスポンジはグラス専用のものを作りましょう。

高い位置からグラスにビールを注ぎ泡を作る。次にグラスを傾け、その泡の下にビールを注ぐ。泡が蓋になり、酸化を防いでくれます。泡の比率は8:2か7:3で。

最後にフォトブースで撮影する事ができますよ。

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注意

小さい子供と行く家族は抱っこ紐があると重宝します。工場見学は階段が多く、ベビーカーでは見学することはできません。なのでずっと抱っこするのは大変なので抱っこ紐を持っていくと楽になりますよ。

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