【バイリンガル子育てに必要なこと】ハーフを子育て中のママの話

2021年2月22日

子供がバイリンガルに育ったら良いなと思っている方は多くいると思います。母国語以外に話せる言語が多ければ多い程、将来性が期待できますよね。最も注目されている外国語としては英語ですね。英語がペラペラだったら、大体の国で言葉の壁を気にせず、現地の人と話せ、快適に暮らせますね。それによって自分の可能性が広がり、スキルアップに繋がるでしょう。また、金銭的な面から見ると、収入が高い外資系企業で働けるし、また、フリーランサーとしても生まれ育てた国に限らず、世界から依頼を受け取ることも可能ですね。

大人になって、外国語を勉強しようと思ったら結構苦痛を感じる人は多いですが、子供は大人より吸収力が優れているので、幼い頃から外国語を覚えさせた方が良いと言われています。最近、この考えは一般的になってきて、子供をバイリンガルに育てたい方が増えているんじゃないかなと思います。しかし、それはそんなに簡易なものではないので、やり方を失敗したら、子供の言葉の発達は遅れたり、混乱しちゃったり、外国語に抵抗が出来たりするので、正しいやり方をする必要があります。

今回は私が子供をバイリンガルに育てる方法を解説します。始める前に簡単に自己紹介をさせて頂きます。

私はウクライナで生まれ育ちました。ウクライナはバイリンガルの国なので、ウクライナ語とロシア語でネイティブレベルで喋られます。2016年にウクライナから日本に来ました。現在は日本人の旦那とハーフの娘と暮らしています。出産前はバイリンガルの育て方について論文を調べたり、ハーフの子供を持っているママのコミュニティを見たりしていました。そして今は育児において、心掛けている一つの事としては娘が日本語、ウクライナ語と英語で喋られるようになることです。

バイリンガル子育てに必要なこと

family

バイリンガル子育てに必要なことは何かというとそれは母国語と同程度で外国語に触れ合うことです。当然かもしれませんが、本当にそれだけです。とはいえ、それだけと言ってもそんなに簡単に実行できるものではないですね。では、どの場合は母国語と同程度で外国語に触れ合うことは可能なのか具体的に見て行きましょう。

片親は外国人

hands

方親は外国人であれば、子供は生まれてから同時に二つの言語が聞けるので、自然に言葉を覚えられます。ただ、このやり方だと、二つの条件は必要なんです。

①両方の親は同程度でそれぞれの言語で子供と話す必要がある

②方親は子供と話すときに自分の母国語しか使わない

一つ目に関して、一般的に母親は子供と過ごす時間が長いので、子供は母親から覚えた言葉が多いですね。国際結婚じゃなければ、それは問題ないのですが、そうじゃない場合、父親は仕事で忙しくて子供と話す機会が少ないので、結果としては子供が父親の母国語をネイティブレベル並みに中々覚えられませんね。

そして、二つ目に関して、なぜ方親は子供と話す時に自分の母国語だけを使う必要があるかというと言葉の混乱を防ぐためです。そうすると子供は方親をその言語と連想するので、言葉が混乱しません。例えば、子供には『ママはウクライナ語』、『パパは日本語』という連想が付くので、ママとママの家族と話すときウクライナ語だけを使う、そしてパパとパパの家族と日本語だけを使うのです。しかし、方親は複数の言語で話をかけると、子供は言語の区別が付かないので、どっちの言語でもうまく話せなくなる可能性があります。そして、言語が似ている場合、子供は言語をミックスして喋る場合もあります。ミックスの言語で喋る癖が付いちゃったら、中々直せないので注意が必要です。例えば、ウクライナではウクライナ語とロシア語をミックスして喋っている人は多いです。

方親が外国人であれば、バイリンガルの子供は当たり前というイメージがあるかもしれませんが、以上の二つの条件を満たさなければ正直なところは難しいです。

次のケースを見て行きましょう。

お住まいは外国

map

両方の親は同じ母国語でも海外に住めば、子供はバイリンガルになれます。親と親の母国語を使って、現地の人と現地の言葉を使うことで、両方の言葉を覚える仕組みになっています。この場合でも、内で使う言語と外で使う言語の区別が付くので、混乱の心配はありません。しかし一番最初に書いたことを忘れずに、子供はバイリンガルになるために、両方の言語のボリュームは同程度にしなければなりません。例えば、0歳から子供を保育園に預けるなら、外の言語の方が耳に入ります。親は現地の言葉があまり得意ではなかったら、基本的には問題ないです。子供はパパとママが現地と違う言葉を使うという認識は定着するので、パパとママの言葉を覚えてくれるはずです。でも、もし親は現地の言語が分かってたら、子供が現地の言葉で話しかけて来るのです。親は話しかけられた内容に関して、母国語で答えるにしても、現地の言語で答えるにしても、結果としてはバイリンガルにならないのです。なぜかというと子供にとってはメインの言語は現地の言語になったからです。バイリンガルの特徴は同程度で両方の言語で話すことです。なので、子供を本当にバイリンガルに育てたいなら『家でパパとママの言語だけを使う』、『外で現地の言語を使う』というルールが必要です。

バイリンガル環境を人工的に作る

studying-with-kids

この方法は一番難しいですが、親が努力すればバイリンガルの子供を育てます。この方法は次の方に当てはまります。

・両方の親は同じ母国語

・海外に住んでない

・方親か、両方とも別の外国語で喋られる

・子供をバイリンガルに育てたい

親は外国語のネイティブスピーカーじゃなくても、海外に住まなくても、子供の為に母国語と同じ程度の外国語に触れ合う環境を作ってあげたら、子供はバイリンガルになれます。それをどのように実践すれば良いかというと、外国語を使って子供を育てることです。母国語を使ってやっていることと同じように外国語を使ってやるということですね。例えば外国語として英語にすると次のことをやれば良いです。

・英語で遊ぶ

・英語で絵本・本を読む

・英語で子供と話す

・英語で動画を見せる/一緒に見る

・英語が使えるところに連れて行く(英会話、インターナショナル保育園/幼稚園/スクール、こどもちゃれんじのEnglishコンサート等)

・英語の教材を使う

(ディズニー英語システム、こどもチャレンジイングリッシュ等)

人工的にはバイリンガルの環境を作るのは難しいですが、しようと思ったらできないことはないんです。言葉が混乱しないように次のルールを守るのがオススメです。

英語で遊び始めるとき『今から英語で遊ぼう』、『今から英語で絵本を読もう』、『今から英語しか使わないゲームをしよう』等を言えば、子供は混乱せずに両方を覚えられます。

まとめ

今日は子供をバイリンガルに育てるために、三つの方法を紹介しました。『外国人の方親を持つこと』、『海外に住むこと』、『親が人工的にバイリンガルの環境を作ること』です。どの方法でもルールがあるので、そのルールを守るのは大事です。ルールに従うのは面倒くさいと思っている方がいるかもしれませんが、何も考えずに子供に複数の言語を使ってしまうと、子供の脳は混乱してしまいます。バイリンガルの子育てを決めたからには、なんとなくするのではなく、仕事と同じようにPDCAを考え実行すべきです。もしその覚悟がなければ、バイリンガルを目指さずに、外国語の上級レベルを狙うことはオススメです。ネイティブスピーカじゃなくても、上級レベルで外国語を話せば社会に求められて、色々な分野で成功できます。

 

 

関連記事